2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本多勝一「日本語の作文技術 (朝日文庫)」

言わずと知れた文章術の名著に手を伸ばす。いかに、日本語の文章を「わかりやすく」書くか、ということについて解説された本である。 最近ことにいかんなと思うのは、英語で論文なりを書くときには丁寧に一語一語のつながりや意味を確認するのに、日本語とな…

市川伸一「勉強法が変わる本―心理学からのアドバイス (岩波ジュニア新書)」

いまさらながら勉強法について書かれた本を探しては読んでいる。自分の勉強法の改善のためというよりは、勉強法についてどのようにまとめられ、書かれるのが分かりやすいのか、をいろいろ見てみたいという動機である。実際に、どのように勉強法について教え…

マーク・ピーターセン「日本人の英語 (岩波新書)」

いろいろ文章術の本を検索しているうち、これは良い本だ、との評判が高いようだったので読んでみた。 読んでみると、これは噂に違わぬ一冊であった。 何より、著者が、言語学を専門とする人ではなく、科学論文の添削を手がけてきた人だということが、この本…

山田政弘「エッジ・ワーキング (ソフトバンクビジネス)」

新入社員として入社してすぐ、即戦力の仕事を求められるコンサル業界。『入った途端、意味不明の単語とともに、期限を決められて仕事をしろと突き放され、成果を求められる』…そんなベタなイメージ通りのことが行われ、そして、 プロとしての意識を持った上…

M.J.アドラー、C.V.ドーレン「本を読む本 (講談社学術文庫)」

タイトルに違わず、本とはどのようなルールで読まねばならないのかについて解説する本。そのルールがなんと多いこと!本は「読める」が「読みなれていない」人間にはこれが押し付けがましく、苦痛かもしれないと若干の危惧を感じざるをえない。 本を読むなど…

清水義範「わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)」

小学生に作文を教える機会があって、添削好きなぼくは、面白かったところや、もっとよくなるよーというところをがんがん赤ペンで書き込んでやったりしている。でも、ただほめているだけじゃなくて、具体的にこういうところを教えたら実際に上達する、という…

「情熱大陸」ニ宮和也

TV

ちょうどDVDを見たばかりの二宮和也。映画で世界からも脚光を浴びた彼の、「自分はアイドルだ」というスタンスを崩さない、おごらず落ち着いた姿勢を追っていく。 そもそも所属事務所のこともあるし、アイドルというのは「ぶっちゃけた」話はしないものだ…