2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ピーター・バーンスタイン「リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)」

こちらの本で紹介されていた本。紹介されていた金融・投資系の本の中でも興味を引いたので、読んでみた。帯に「勝間和代推薦!」などと書いてあると、資産形成に役立てるような有益さを求めてしまわねばならないように思えてしまうが、それはこの本の一面に…

川喜田愛郎「生物と無生物の間 ウイルスの話 (岩波新書 青版 245)」

2008-01-22 だいぶ前になるが、この記事を読んで、ほほう、50年前とはいえ(だから?)今読んでも面白そうだと思っていたところ、しっかりと復刊されておりました。 元の記事で、『50年前の』とわざわざ書いてあるのは、昨年話題になったこの本とほぼ同…

澤上篤人「10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書)」

お金関係の本を一冊。正直なところ、こういう本を読んでいますよ、というのは、お金に無知ですよ、と告白しているようで少し恥ずかしい気もしてしまう。しかしこれはちょっと面白いところのある本だった。 『さわかみファンド』の社長が自ら語る長期投資論。…

池谷裕二・木村俊介「ゆらぐ脳」

若くて将来を嘱望されている脳科学者である池谷裕二先生の話を、「東京大学立花ゼミ」「ほぼ日刊イトイ新聞」で活躍してきた木村俊介さんが聞く。これまでの二人の著作からしても面白くならないはずがないのだが、確かにそのとおりの一冊だった。 ただし、これ…