原田郁子「ピアノ」

ひさしぶりに、某大型レンタルCDショップのカードを作って、まとめ借り。
知人が良く聴いていたCDを自分でも借りて聴いてみたくなったのだ。
今年はそういえば、原田郁子さんをすごく近くで、生で聴いたのでした。このCDを聴いていると、そのときのことを思い出す。彼女がピアノを弾きながら近くで歌ってくれているような気がしてくる。
『鳥の羽 鳥の影』という曲が好きだ。できるだけ、むずかしくしないこと。くたびれないこと。大丈夫そんなに追い詰めてない、と思っていても、あんがい言われないとわからないほど「難しくしてしまっている」ことがあるし、それを言われてようやくわかることもある。
暑い夏、一人で部屋で本を読みながら聞くのに、これほど涼やかでこころ休まるアルバムがあるだろうか。