ローラ・スタック「定時に帰る仕事術 (ヴィレッジブックス)」

いかにモノと時間と人間関係を整理し、効率的に仕事を進めるか、というよくある仕事術の本。内容自体に特に新味はない。
いつもビジネス書の類を読んでいて思うのだが、こういう本の効用は、「すぐになにかが変わる」ことではなく、自分の仕事の方法を「変えていこうという気になれる」ことだ。この本を読んだところで、その全て、どころか一部ですら実行に移すのはすごく難しいだろう。でも、「このままでは非効率だ」と自分の現状について思い至らせてくれるこうした本の中身が、頭に一つでもひっかかっていれば、ふと思い立った折に実行してしまえたりするものだ。

本当に大事なことをやる時間はいつだってある。難しいのはなにが大切なことなのかを見きわめることだ。(p225)

最近優先順位がしっかりつけられず、集中力が散漫になっていたので、これを機にしっかり時間を使って予定を立て、効率的にやっていきたい。