2010-05-02から1日間の記事一覧

辻原登「円朝芝居噺 夫婦幽霊 (講談社文庫)」

三遊亭円朝という落語家がいた。江戸から明治にかけて、多くの新作落語を世に問い、一つの芸能としての落語を確立した。現代落語の祖、といってもいいだろう。 こちらでも紹介している雑誌「東京人」の特集では、円朝を「落語界のシェイクスピア」と評してい…