2010-01-20から1日間の記事一覧

吉田篤弘「つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)」

手品師の父を持ち、急な階段の古アパートの屋根裏部屋に住まう作家。唐辛子やエスプレッソマシーンについて軽く、『楽しい感じ』の読み物を書いて生計を立てている彼が通う食堂には、不思議な街の住人たちが毎晩集う。 記憶の中にある父親の像。それと比べて…