2009-01-14から1日間の記事一覧

近藤史人「藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)」

大正初期にフランスに渡り、モディリアーニなどが活躍した1920年代の華やかなパリの寵児となった藤田嗣治。第二次大戦の影が濃くなり日本に戻るも、日本の絵画界は彼に冷たかった。自らの芸術を認めてもらおうと書いた戦争画により、戦後、画家としての戦争…