2008-12-11から1日間の記事一覧

町田康「夫婦茶碗 (新潮文庫)」

いや−まいった。饒舌なダメ男の生活というか、人生を描く二編。二編とも、意味の分からないまま、笑いとともにどこかに連れて行かれるような疾走感がたまらない。 どこかで、この人には落語の素養があると耳にしたことがある。確かに、ちょいとあんた、する…