2008-03-31から1日間の記事一覧

吉田修一「最後の息子 (文春文庫)」

芥川賞作家のデビュー作。新宿二丁目のバーのママと同棲する気ままな男の生活を描く表題作を含めた3作。どれも出身地である長崎の色が良く出ていて、新鮮だった。 男の子の生態とでもいおうか、そういうものがとてもリアルに書かれているように思った。まっ…