2007-11-13から1日間の記事一覧

高見沢潤子「兄小林秀雄との対話―人生について (講談社現代新書 215)」

小林秀雄というと、難しい箴言が出てきそうなイメージがある。この新書は昭和四十五年に出たずいぶん古いもので、小林秀雄の実の妹である著者が兄との対話を綴っていく形式になっていて、楽に読める。 言葉使いも平易なら、その語るところも実に易しい。しか…