2007-10-03から1日間の記事一覧

ドストエフスキー「罪と罰〈中〉 (岩波文庫)」

中巻に至って、事件を起こすに至った主人公の思想がほぼ明らかになる。家族との再会もつかの間、離れてしまう心。 と同時に、次々と主人公の周囲にあらわれる怪しい人間の数々…。実のところは彼らのほうが、社会的にまっとうな、いわゆる普通の人間なのかも…