2007-03-03から1日間の記事一覧

小林信彦「名人―志ん生、そして志ん朝 (文春文庫)」

味と切れのあるエッセイが冴える作家、小林信彦さんが、自身が一番好きだった落語について語る。 この本が書かれた最大の動機は、他のエッセイでも触れられているが、古今亭志ん朝さんの死(2001年)だ。その親であり、昭和最大の名人である古今亭志ん生…